オンラインプロ家庭教師
メガスタ国語・合格報告
【2024年度の現状報告とメガスタ利用者の保護者としての感想】
7月時点の受講者は、
●
立命館大学・文学部志望の方
と、
●
早稲田大学・文学部志望の方
と、
2名の方のZoom授業《古文漢文》を担当しています。どちらの方も地方/都内の進学校出身の方で、相応の国語のセンスをお持ちの方々です。ただし、現状ではまだ古漢の充足すべき知識の補充が間に合っておらず、それが惜しい失点に繋がったりしていますが、今後の暗記の進捗によって、次第にカバーされてくるものと思っています。2月の本番まで、精一杯のサポートを続けて行くつもりです。
*ところで、私はメガスタ利用者の親の立場でもありますので、その観点から少し書いてみます。
私の息子は、都内の進学校の高校2年生ですが、中3以来、足掛け3年間、メガスタで数学のZoom授業を受けています。私も妻も文系の専門職であり、中高の数学に対しては全く息子の手助けが出来ません。それもあってか、一時期、定期試験の数学の成績が非常に悪化しまして、あれこれ対策を考えた上で、メガスタの数学プロ家庭教師を紹介して頂きました。講師の先生は非常に誠実な方で、かつ、高校数学に精通した専門性の高さをお持ちの方であり、息子も私も大変満足しています。結果として、数学の成績が大得意になった!という訳ではありませんが、とにかく、一時期の「数学の授業が全く分からない」という状況からは解放されて、苦手ながらも ”前向きに数学に向き合えるようになった " 点は良かったと思っています。
Zom授業の良さは、なんと言っても時間の制約や外出の時間浪費が無いことです。息子は時々、数ヶ月間、海外に行くことがあるのですが、これまでロサンゼルスに滞在した折も、フランスに滞在した折も、講師の先生と時間調整した上で、滞りなく授業を継続出来ていました。もちろん、コロナの影響も全くありません。
週一回100分のZoom授業で、毎月5万4000円ほどメガスタにお支払いしています。それなりに高額ですが、私も含めて、メガスタのプロ家庭教師の一ヶ月の料金はこれぐらいなのかなぁ、と思っています。《正確には私の授業でいくら支払うのかを私は知りません》
ただ、実際の授業形態には、さまざまの条件や受講者側のご要望などが伴います。
秋以降に多いご要望ですと、回数を指定して、例えば「Zoom授業20回(20週)で早稲田の古漢対策を完結させて欲しい」などというのもあり、こちらとしては、その条件のもとで最善を尽くすことになります。
《それですと、プロ家庭教師でも20回分の料金は20数万円位に収まるかと思いますが、大まかなことを書いていますので、実際の料金はメガスタで確かめて下さい。ただし、余りに回数が少なく、『8回で早稲田の古漢を何とかして下さい』といったご要望の場合、学生さんの力も勘案した上で、古漢のどちらかに絞ってもらう場合もあります》
ともかく、その際、その20回分を充分に有意義に活かすために、こちら側の提案としては、” Zoom授業の中で問題演習を解説していくのは時間と手間が掛かるので、20回分のZoom授業の時間は知識の暗記とそのチェックに費やし、問題演習は私の解説書き込み付きのプリント資料で自分でやってもらう形式 " を、ご提案することもあります。
このやり方ですと、暗記の網羅が充分に行き届く点と、回数に拘らずに ” 解説書き込み付き問題 " を学生さんに大量に送れるメリットがあります。
具体例として、2022年度に、このやり方を採用した早稲田大学・法学部志望の学生さんの例を紹介しましょう。
9/15からスタートして、翌年の2/2までの21回のZoom授業《ご本人の希望で20回に1回分プラス》で、毎回の演習課題は早稲田と立教(併願校)の
評論・古文・漢文の過去問63題
を演習出来ました。これは毎回3題の現古漢の演習問題を消化した計算になります。この方は既卒生の自宅浪人の方でしたので、時間的に余裕があり、課題を多めに出しても停滞せずに対応できる方でした。
右に、私の書き込み解説付きの写真を載せますが、選択肢の一つ一つに書き込み解説を付けていますので、本格的な授業解説をせずとも、学生さんは充足理解出来ているようです。《実際、私は週に1クラス生授業も持っていますが、演習後の質疑応答は私の詳しい書き込みを読んでもらうことで対応しています》 新たな視点の質問が学生さんから出た時は、その都度、書き込み解説を書き換えたり、書き添えたりしていますので、次第により疑念の残らない解説書き込みになっていくようです。
つまり、たとえZoom授業の回数には制約があっても、問題演習の分量とその充分な理解については、本人に受け入れる能力がある限り制約はない、ということです。
しかも、毎回の古漢の暗記についての解説は私のホームページ上の『音声ダウンロード解説』を授業の前に聴いてもらうシステムですから、この分の解説時間はメガスタのZoom授業時間とは別です。《音声解説は100分授業に換算すれば15回分ほどあります。
全てを決められたZoom授業の時間内で対処しようとするやり方と比べれば、費用対効果の面でかなり効率が良いと思います
》
結果として、やや長めの評論文などを複数題、課題に出しても、失点箇所の質疑応答は極めて短く済みますから、授業自体は、なかなか定着しない古漢の暗記チェックに費やせます。東大などの記述答案の場合は、書き込み解説・私の答案など見てもらった上で、答案を郵送してもらい、詳しい添削を施して《点数化した上で》返送するシステムになります。
私は現代文も指導しますが、これまでメガスタで引き受けたケースですと、現代文のみの指導《例えば毎週木曜日の80分は現代文のみというような形》で引き受けたことは一度もありません。全て現古漢の指導を一体として、つまり国語の受験対策という形式でお引き受けしています。これは先に述べたような、私の現代文の解説のあり方とも関わりますが、
Zoom授業の時間内で現代文の解説をせずとも、解説付きプリントと短い質疑応答で現代文は済ませられる、
という見通しがあるからです。費用対効果の面からも、現代文の講座を新設するよりは、よほど安く上がります。
最後に、メガスタ申し込みの際に、ご指名を頂いた例がこれまで3件ありました。一般の講師のご紹介ですと顔合わせをして決めることになりますが、私のホームページを見た人からは、 " 一応、講師の顔もどんな事をやるのかも、ある程度推察出来る " という理由で申し込まれる人もいるようです。
《↑Zoom画面と手元を映す書画カメラの映像》
【2023年度・メガスタプロ家庭教師の結果報告】
2023年度にお引き受けした受講者は4名、うち今春受験された方は2名でした。
○青山学院大学・(文系学部) 合格
○名古屋大学・工学部 マテリアル工学科 合格
《コメント》
Zoom画面で講師の先生と会話しながら楽しく学べました。古典は暗記が多い科目ですが、暗記チェックは自分でやるより、人に見てもらう方が、どこに穴があるのか良く分かります。間違った所はメモして暗記をくり返しました。
●毎週欠かさず問題を解くこと。
●復習は、教わったことや解説の要点を踏まえながら何度も音読すること。
私はメガスタの授業とその復習で、上記のようにして点数が取れました。何より、右も左も分からない中、一年間、直接教えてくださる先生がいるという安心が心の支えとなりました。改めて、ありがとうございました!《名古屋大学工学部 合格》
《教師からのコメント》
昨年の4月スタート時の共通テスト国語の成績は90点/200点満点(45%の得点率)と、かなりの低得点でしたが、その後、7月の共通テストで145点(72.5%)に向上し、10月はふたたび93点(46.5%)に下落、11月の最後の模試で再び7割台に戻し147点(73.5%)と、しばらくは乱高下を繰り返しました。
範囲が限定された暗記課題には抜群の達成率を示すにも関わらず、少し込み入った文章に対しては、すぐに誤読と迷走が始まってしまうという『
文脈把握力
の欠如』という難点があり、それが模試の得点が安定しない第一の原因でした。 対策としては、読解のコツを掴むまでは自力の演習ではなく、教師と一緒に本文を読み、文脈を掴んだ上で選択肢を吟味するという一連の過程と思考を、教師と一緒に体得してもらうやり方を重ねました。結果的に12月には古文漢文とも8割台の得点をコンスタントに挙げられるようになり、共通テスト本番でも161点/200(80.5%)と、理系としては充分な8割台の得点を得ることが出来ました。しばらくは模試の結果にハラハラさせられたましたが、結果的には第一志望の合格されて、本当に良かったと思います!
【2022年度・メガスタプロ家庭教師の結果報告】
2022年度にお引き受けした受講者は5名でした。
○早稲田大学・教育学部 合格(既卒男子)
○青山学院大学・文学部 合格(現役男子)
○立命館大学・産業社会学部スポーツ 合格(既卒男子)
○立教大学・法学部 合格(既卒女子)
○日本大学・文理学部 合格(現役女子)
《コメント》
早稲田・教育学部に合格した方は、4月のスタート以来、一貫して早稲田教育学部英米学科を志望していましたが、同時に慶應義塾大学・商学部にも合格しており、いろいろ迷われたようですが、結果的には慶應の商学部に進学されました。
立命館大学に合格された方は、4月のスタート以来、一貫してスポーツマネジメントを学びたいという明確な目標を持っていて、関西圏のスポーツ科学系の大学を狙っていました。立命館大学はその内の第一志望でしたから、この結果には大変満足されていました。
立教大学・法学部に合格された方は、早稲田の法学部も受験されています。惜しくも不合格でしたが、もともと早稲田はチャレンジ校としての位置付けでしたから、現実的な第一志望は立教大学の法学部であり、ご本人もこの結果に充分満足していました。
青山学院大学に合格された方は帰国子女で、英語の成績の強みを活かして文学部英米学科に進学されました。日大文理学部合格の高3女子の方は、9月からのスタートで、期間は4ヶ月程度と短期でしたが、主に古文の対策を主眼にして志望大学の問題演習に取り組みました。他に、國學院大学・文学部などの合格も頂いています。
この年度の学生さんたちはメガスタからの任意のご紹介でしたが、以前には、直接私の指導を希望された東大志望/国立医学部志望の学生さんもいらっしゃいました。申し込み時にその旨伝えてもらえばスムーズに運ぶと思います。
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